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長期におよぶ下痢症では削痩、電解質異常、脱水、子犬では低血糖、低蛋白血症など重篤な症状が生じ、しばしば強力な支持療法を必要とする。
<稟告2>
大腸性の下痢と小腸性の下痢に分ける。
便の回数
多い ・・大腸性
少ない・・小腸性
嘔吐の有無
小腸性のほうが多い
便の色
白っぽい・・小腸性
黒色 ・・小腸性
血便 ・・大腸性
しぶり、排便困難・・大腸性のほうが多い
<触診>
腫瘤の存在は?・・腸壁の肥厚、消化管周囲臓器の腫瘤との癒着
<検査>
便検査・・腸内寄生虫の有無、直接塗沫、浮遊法
- 大腸性下痢が疑われる場合 -
便検査
細菌・・細菌の異常繁殖・・クロストリジウム、ブドウ球菌など → 培養検査
細胞診・・時に腫瘍細胞を発見できることがある
直腸検査 → 生検
- 小腸性の下痢が疑われる場合 -
血液生化学検査
TP.Alb →
ALP.AST.ALT.GGT.NH3 → 胆・肝系の異常
BUN.Crea → 腎
GLU.AMY.LIPA → 膵炎
<その他の鑑別>
1. 消化不良?
血清トリプシン活性(TLI)の測定・・膵外分泌不全症は?
超音波
胆汁の流出障害・・胆泥の有無、胆嚢の異常、胆管拡張の有無
2. 吸収不良?
食事性アレルギー → アレルギー検査 → 除去食試験、誘発試験
3. 腫瘍の関与?
レントゲン検査、バリウム造影、超音波検査
腸壁の腫瘍 腹腔内腫瘤・・腸の癒着、運動阻害
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