富士フイルム モノリス株式会社
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イヌリンクリアランス

   
測定法  酵素法
対象動物  犬・猫
検体量
イヌリード投与後 2時間後・3時間後の血清(またはヘパリン血
    漿)0.3ml  各1本  計2本
保存条件 冷蔵
参考値
体表面積標準化GFR値     犬 55.2 ~ 115.1 (ml/min/m2)
                                   猫 20.3 ~ 56.0 (ml/min/m2)
検査日数 ~3日
 
 臨床的意義
腎機能の指標となる糸球体濾過量(Glomerular filtration rate; GFR)をイヌリン投与にて評価できる検査。
投与するイヌリンは腎毒性が少なく、臨床的に腎臓病が疑われる前から腎機能検査を積極的に実施することで腎機能低下を早期に検出し病態の進行を予防、抑制することが重要となる。


小動物医療において遭遇する機会の多い慢性腎臓病は臨床的に非常に重要な疾患である。
一般的に小動物臨床の現場では腎機能検査として血液尿素窒素やクレアチニン測定が行われているが、これらの方法は種々の理由(肝機能や筋肉量などの影響)から正確な腎機能低下を早期に発見することは不可能であることが知られている。そのため、正確な腎機能評価法として糸球体濾過量の測定の必要性が再認識されている。

本検査項目である血漿イヌリンクリアランス検査(2回採血法)では、イヌリン(製品名:イヌリード)投与2時間および3時間後に採血を行って得られた血漿中イヌリン濃度からGFRを算出する。
人医療におけるGFRの国際基準法であるイヌリンクリアランス検査は、イヌリンを静脈内に持続点滴し、血中イヌリン濃度および尿中イヌリン排泄量を基にGFRを算出するが、この方法では持続点滴および尿量測定が必要であるため、手技の煩雑さに加え動物への負担も大きくなる。そのため、これまでにイヌリンクリアランスの手技を簡便化するための様々なGFR測定方法が考案されている。
その中でも採尿を必要としない本検査項目の血漿イヌリンクリアランス検査は簡易的かつ腎毒性の影響を受けずに安全にGFRを測定できるため、小動物臨床に適していると考えられ、猫でも測定できる腎臓に特化した検査項目である。

イヌリンクリアランスに関する詳しい情報(測定意義、材料作成方法など)は、『モノリス通信
34号37号38号40号41号50号』をご参照下さい。

イヌリンクリアランスの検査依頼書は総合検査依頼書と異なります。「イヌリンクリアランス専用依頼書」必ずご依頼ください。
 イヌリンクリアランス専用検査依頼書(PDFファイル)
 
低値を示す病態  腎機能低下
 
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