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生化学

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中性脂肪(TG)

測定法 酵素法
検体量
血清 血清 0.1ml
保存条件 冷蔵
基準値
17〜79 mg/dl 6〜57 mg/dl
検査日数 〜2日

臨床的意義

動脈硬化の危険因子。
食事による変動幅が大きく、採血は空腹時に行う。

中性脂肪は1〜3分子の脂肪酸がグリセロールに結合した構造物で、それぞれmono-, di-, tri-glycerideと呼称される。血中では90%以上が、トリグリセライド(TG)という3分子の脂肪酸が1分子のグリセロールに結合した脂肪酸エステルの形で存在しているため、中性脂肪は一般にTGと同意語として用いられている。

食餌中の主要な脂質成分でリンパ管から胸管を経て血中に入り、エネルギーとして利用される。血清中では超低比重リポ蛋白(VLDL)やカイロミクロンの主成分として存在し、これらの形態でTGは血中を輸送されている。

TGは、エネルギー源としての糖質が不足してくると肝性トリグリセライドリパーゼ(HTGL)やリポ蛋白リパーゼ(LPL)により遊離脂肪酸とグリセロールに加水分解され、血中に放出されエネルギーとして利用される。

さらに糖、脂質代謝異常のみならず、内分泌、腎疾患でも2次的に高値を呈する。食餌の影響を大きく受け、食後は少なくとも数10mg/dlは上昇する。このため通常早朝空腹時に採血する。


高値を示す病態 糖尿病、甲状腺機能低下症、下垂体機能低下症、クッシング症候群、急性・慢性膵炎、ネフローゼ症候群、重度の肝障害、高度の再生不良性貧血、慢性腎不全など
低値を示す病態 甲状腺機能亢進症、副腎皮質低下症、肝硬変、末期癌など

関連項目 総コレステロール
備考 FAQ:生化学検査に影響をもたらす要因と検査データの変動

 

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