| 尿中NAGとは腎の近位尿細管に多く含まれる酵素の一つ。
尿中NAGの測定値を早期から把握する事により腎疾患予防につながる。
リソソームに含まれる加水分解酵素の一つであるNAGは、腎では近位尿細管(腎尿細管)に多く含まれ、糸球体障害などが起こると尿中に出現する。特に尿細管障害が軽い時期(試験紙法で尿蛋白が陰性の時期)から尿中に逸脱すると言われ、腎病変の早期発見に有用である。また、随時尿の測定はNAG/Cre比を行なう事で、より的確な診断へと結びつき、弊社ではNAG/Cre比での報告を実施する。補足となるが、NAGの分子量は比較的大きく血中へはほとんど排出されないので検査材料が尿となる。
尿中NAG測定の利点:
検査材料が尿である事から材料採取が比較的容易簡単であり、定期検診に組み込む事で腎病変の早期発見に有用と言われている。
|