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犬BAP骨型アルカリフォスファターゼ

測定法 ELISA法
検体量
血清 血清 0.2ml
保存条件 冷蔵(検体の凍結融解、また血漿での測定不可
基準値
1才未満:  10〜30 IU/L   2〜5才:  5〜17 IU/L
6〜9才: 5〜15 IU/L   10才〜: 5〜20 IU/L
検査日数 〜6日

臨床的意義

ALPアイソザイムにて検出至難とされていた微量な骨型ALP(ALP-3)をBAP測定法にて検知。年齢により測定値は異なり若齢では骨の代謝回転が活発な為、他の年齢層以上に高値を示す事が知られ、成犬の安定した血清中骨型ALPを測定する事で骨折回復・病状の進行程度などを観察。

血中骨型ALP(BAP測定法)は骨芽細胞の機能状態や骨形成状態などの骨芽細胞の活性度を反映する指標となる。原発性副甲状腺機能亢進症、甲状腺機能亢進症などの内分泌異常に伴う代謝性骨疾患および、原発性骨腫瘍や癌の骨転移などで高値を示し、慢性腎不全に伴う腎性骨異栄養症では低値を示す。

優れた骨形成マーカーの4つの理由
(1) 半減期が約3.5日間と長い       
(2) 日内変動による影響が少ない      
(3) 腎機能に左右されない
(4) 血清分離後の安定性が良い


高値を示す病態 原発性副甲状腺機能亢進症、転移性骨腫、骨転移癌、多発性骨髄腫、骨軟化症・クル病、
悪性腫瘍に伴う高Ca血症、骨折時
低値を示す病態 腎性骨異栄養症(無形成骨症)

関連項目 尿中DPD血中ALPCaIPintact-PTH
備考 (多発性骨髄腫などのBAP上昇時は免疫電気泳動なども有効)

 

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