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生化学

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アミラーゼ

測定法 酵素法
検体量
血清 血清 0.1ml
保存条件 冷蔵
基準値
504〜1598 IU/I 607〜2846 IU/I
検査日数 〜2日

臨床的意義

主に膵臓や唾液腺より分泌される消化酵素。
慢性・急性膵炎や耳下腺炎で上昇し、高値をみた時はアイソザイムにより由来臓器を推定する。

アミラーゼは澱粉を分解しグルコース、マルトースやオリゴ糖を生成する酵素に付けられた総称であり、別名ジアスターゼとも呼ばれる。主に膵臓と唾液腺より分泌されるが、膵臓より最も多量に分泌されるので膵障害を調べるための代表的な検査となっている。

通常血清中と尿中の両方を測定する。両者ともに高値の場合は膵・唾液腺などに酵素逸脱を起こすような病変が存在することが推定される。これに対して、血中で高値であるのに尿中で低値の場合は、腎機能の低下、もしくは、マクロアミラーゼ血症のようにアミラーゼが免疫グロブリンなどと結合し、大分子化して尿中に排泄されない病態が考えられる。マクロアミラーゼ血症が疑われる場合はアミラーゼアイソザイムを検査し、泳動パターンにより推測する。

一般にアミラーゼ値は膵炎の病態と必ずしも一致しない場合がある。これはアミラーゼ値が膵の外分泌細胞の量に依存しており、膵炎の病態が進行した結果、大規模な膵細胞の荒廃を来している場合には血中・尿中アミラーゼ値が上昇しないためである。  検体は比較的安定である。血清の場合4℃で1カ月程度は保存可能であるが膵アミラーゼの方が唾液腺アミラーゼより失活しやすい。


高値を示す病態 膵疾患(急性・慢性膵炎、膵癌、膵嚢胞)、肝障害、耳下腺炎、子宮外妊娠、腸閉塞など
マクロアミラーゼ血症、腎機能障害、高唾液腺型アミラーゼ血症
低値を示す病態 膵・唾液腺の荒廃による分泌低下

関連項目 アミラーゼアイソザイム    
備考 FAQ:生化学検査に影響をもたらす要因と検査データの変動

 

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