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肝臓で合成される水溶性の蛋白質。
血中の主たる輸送体蛋白だが、栄養状態の悪化や肝障害の程度を反映して低下する。
アルブミンは肝臓で合成される水溶性の蛋白質で、分子量66,000の糖鎖を持たない均一な蛋白質である。血清中の蛋白のうちもっとも量が多い。アルブミンは膠質浸透圧を維持し、また血中のさまざまな物質の輸送体として働く一方、蛋白代謝を反映して栄養状態の指標となる。
増加 : 脱水の場合に血清総蛋白量の増加によって見かけ上増加する。
減少 : 肝疾患ほか多くの消耗性疾患で減少する。
(1) 蛋白摂取減少 : 食欲不振、飢餓、悪液質、各種病態で栄養摂取が不十分
(2) 蛋白吸収不足 : 腸管での吸収不良
(3) 蛋白生成障害 : 肝障害(肝硬変、重症肝炎、肝膿瘍)、貧血
(4) 蛋白体外漏出 : ネフローゼ症候群、蛋白漏出性胃腸症、出血、滲出性皮膚疾患、肺炎
(5) 蛋白異化亢進 : 重症糖尿病、甲状腺機能亢進症、火傷、熱性疾患
(6) 体内分布異常 : 全身性浮腫、胸水または腹水の貯留 。
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