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TSH

測定法 CLEIA法
検体量
血清 血清 0.3ml
保存条件 冷蔵
基準値
0.08〜0.32 ng/ml 0.02〜0.28 ng/ml
検査日数 〜2日

臨床的意義

下垂体前葉から分泌され、甲状腺ホルモンの分泌を刺激する糖蛋白。
甲状腺に異常がある場合、まず第一に測定される。

甲状腺刺激ホルモン(TSH)はαとβの二つのサブユニットからなる分子量28.3kdの糖蛋白で、視床下部ホルモンであるTRHの分泌により刺激され、甲状腺ホルモンにより抑制を受ける。

TSHは甲状腺濾胞上皮細胞のレセプターに結合して、サイクリックAMPを介して甲状腺におけるヨード摂取、甲状腺ホルモンの分泌などを促進する働きをもつ。

1. TSH高値の場合
甲状腺ホルモンが低値または正常の場合は、原発性甲状腺機能低下症を、甲状腺ホルモンが高値の場合はTSH産生腫瘍や甲状腺ホルモン不応症を疑う。

2. TSH低値の場合
甲状腺ホルモンが低値の場合は二次性(下垂体性)・三次性(視床下部)甲状腺機能低下症、高値の場合は甲状腺機能亢進症を疑う。

病態を詳しく把握するためにはTRH試験等の負荷試験を併用する。


高値を示す病態 原発性甲状腺機能低下症、クレチン症、下垂体性TSH産生腫瘍、異所性TSH産生腫瘍、慢性甲状腺炎、亜急性甲状腺炎
低値を示す病態 甲状腺機能亢進症、亜急性・無痛性甲状腺炎の急性期

関連項目 T3T4FT4 
備考  

 

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