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下垂体前葉から分泌され、甲状腺ホルモンの分泌を刺激する糖蛋白。
甲状腺に異常がある場合、まず第一に測定される。
甲状腺刺激ホルモン(TSH)はαとβの二つのサブユニットからなる分子量28.3kdの糖蛋白で、視床下部ホルモンであるTRHの分泌により刺激され、甲状腺ホルモンにより抑制を受ける。
TSHは甲状腺濾胞上皮細胞のレセプターに結合して、サイクリックAMPを介して甲状腺におけるヨード摂取、甲状腺ホルモンの分泌などを促進する働きをもつ。
1. TSH高値の場合
甲状腺ホルモンが低値または正常の場合は、原発性甲状腺機能低下症を、甲状腺ホルモンが高値の場合はTSH産生腫瘍や甲状腺ホルモン不応症を疑う。
2. TSH低値の場合
甲状腺ホルモンが低値の場合は二次性(下垂体性)・三次性(視床下部)甲状腺機能低下症、高値の場合は甲状腺機能亢進症を疑う。
病態を詳しく把握するためにはTRH試験等の負荷試験を併用する。
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