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T3

測定法 CLEIA法
検体量
血清 血清 0.2ml
保存条件 冷蔵
基準値
0.6〜0.9 ng/ml 0.3〜0.9 ng/ml
検査日数 〜2日

臨床的意義

T4から合成される甲状腺ホルモン。
T4やTSHと同時に測定することにより、甲状腺機能の診断に用いられる。

トリヨードサイロニン(T3)は総サイロキシン(T4)と共に甲状腺より分泌されるホルモンである。ともに基礎代謝を高める作用を有する。

T4が100%甲状腺で作られるのに対して、T3は80%が末梢組織で脱ヨード化によるT4からT3への変換で合成される。分子量が小さいために細胞透過性が強く、T4の4〜5倍の生物活性があり、また即効的である。血中においては99.7%がTBGなどとの蛋白結合型として存在し、末梢で生理作用を発揮するものは遊離型のT3(FT3)である。

生物学的半減期は約1日と短い。加齢により低下する傾向があり、TBGの影響を受けるのでTBG値を上昇させるような薬物の投与や病態で高値を招き、また反対のケースで低下する。甲状腺機能の診断にはT3とT4の値がパラレルに変動しないことがあるため、T4を同時測定して評価するのが一般的である。


高値を示す病態 甲状腺機能亢進症、亜急性甲状腺炎
低値を示す病態 甲状腺機能低下症、ネフローゼ、肝硬変など

関連項目 TSHT4FT4 
備考  

 

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