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犬クームステスト

測定法 カラム凝集法
検体量
血清 EDTA全血 1.0ml
保存条件 室温
基準値 陰性(-)
検査日数 1〜2日

臨床的意義

溶血性疾患の原因である不完全抗体を検出する検査。
体内で血球に不完全抗体が結合していることを証明する。

抗グロブリン試験は、赤血球膜に結合した不完全抗体を検出するために行われる。これは自己免疫性溶血性貧血(AIHA)の診断に欠かせない方法である。直接抗グロブリン試験(直接Coombs試験)は赤血球に結合した抗体の有無を動物種特異的な抗グロブリン抗体と反応させることにより検出するものである。もし不完全抗体が存在するならば、添加した抗グロブリン抗体が橋渡し役となってこの赤血球膜状の不完全抗体同士の架橋が起こり、赤血球凝集という現象として観察される。 臨床的には主に以下の3つの目的で利用される。

1. 輸血副作用を疑う患者血液について、抗赤血球抗体で感作された不適合赤血球の証明。
2. 自己免疫性溶血性貧血について、すでに体内で自己抗体に感作されている赤血球の検出。
3. 化学療法剤の有害効果の発見(血球上の薬剤と抗体の複合体の証明)。

なお、直接クームス試験は赤血球膜表面に結合している不完全抗体の証明に用いられる。これに対し、間接クームス試験は血清中の不完全抗体の証明に用いられる。


陽性を示す病態 自己免疫性溶血性貧血など

関連項目 総ビリルビン、直接ビリルビン 
備考  

 

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