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内因性凝固活性の指標。
PTとともに出血性素因の疑われる患者でスクリーニングに用いられる。血友病で延長する。
APTT(activated partial thromboplastin time)は内因性凝固活性の総合的な指標である。PT(プロトロンビン時間)とともに、出血性素因の発見に用いられる重要なスクリーニング検査のひとつである。血友病のスクリーニング検査として考案されたPTTの測定試薬であるリン脂質に活性化剤を加えて、測定値の安定性を向上させたものがAPTTである。APTTは、凝固第I,II,V,VIII,IX,X,XI,XII因子、高分子キニノーゲン、プレカリクレイン、循環抗凝血素、ヘパリンなどに感受性を有しており、総合的に内因系凝固の様子を反映する検査である。
APTTの延長
先天性:
低フィブリノゲン血症(セントバーナード)、異常フィブリノゲン血症(ボルゾイ、ヴィズラ、コリー)、無フィブリノゲン血症、低プロトロンビン血症(ボクサー、ミニチュアピンシャー、イングリッシュコッカースパニエル)
第VIII因子欠乏症(血友病A)
第IX因子欠乏症(血友病B)
第X因子欠乏症、第XI因子欠乏症、第XII因子欠乏症
後天性:
肝障害、DIC、抗凝固薬投与、ビタミンK欠乏、殺鼠剤(ワルファリン)投与
APTTの短縮
凝固抑制物質の低下、DIC(血管内に活性化物質が存在している場合)、妊娠中、組織液の混入、抗凝固剤(クエン酸Na)との混和不十分など
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