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感染症

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トキソプラズマ抗体

測定法 ラテックス凝集法
検体量
血清 血清 0.1ml
保存条件 冷蔵
基準値 抗体:32倍未満 陰性
検査日数 〜3日

臨床的意義

人畜共通感染症であるToxoplasma gondii感染を調べる抗体検査

トキソプラズマはIsosporaに属する原虫であり、その生活環の中でシスト、タキゾイト、ブラディゾイトといった様々な形態をもちます。広く多くの哺乳類に感染性をもちますが、猫科の動物が終宿主であり、猫の体内で有性生殖を行って、感染体(オーシスト)が排泄されることから公衆衛生学的にも注目されています。妊娠初期の人が初感染するとその胎児に影響を及ぼすことが知られています。

猫は糞便中のオーシスト、もしくは小動物などの肉中のシストやタキゾイトを経口摂取することにより感染します。抗体は脳、筋肉内、眼他全身臓器でゆっくりとシストが形成されるときに徐々に上昇します。 感染体によりオーシスト排泄までの期間はまちまちです。

抗体陽性の場合、ワンポイントの検査では現症を正確に把握できません。2〜3週後の血清を用いて、その抗体価の推移を見ることが必要です。(ペア血清による再検査)

報告値
抗体価が低値陽性で安定 過去に全身性のトキソプラズマ感染の経験を持つ可能性が高い
オーシストを過去に排泄した可能性があるが再排泄は通常阻止される。
抗体価が高値陽性で安定 全身性のトキソプラズマ感染症を経験している。もしくは比較的最近感染を経験した可能性が高い。オーシスト排泄は通常阻止される
抗体価低→高値に移行 現在病勢進行中である可能性が高い。オーシストの産生を認める場合有り。
抗体価陰性→陽性に転化 初感染時の急性期の可能性が高い。オーシストの産生を認める場合有り。
抗体価が陰性で安定 感染未経験・・今後感染すればオーシストを産生し得る。
腸管型感染のみ経験済み・・オーシストの再生産は通常阻止される


関連項目  
備考  

 

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