診療ガイド 総合検査案内 検査依頼方法 Q&A 資料のご請求 お問い合わせ
トピックス 関連リンク サイトマップ 会社案内
AND OR
感染症

トップページ > 総合検査案内 > 感染症 > 猫コロナ抗体(FCov)


猫コロナ抗体(FCov)

測定法  
検体量
血清 血清 0.1ml
保存条件 冷蔵
基準値 下記参照
検査日数 〜3日

臨床的意義

猫伝染性腹膜炎ウイルス感染症の感染診断、多頭飼育でのスクリーニング検査

FCovは、一般的な腸コロナウイルスの突然変異型の感染と考えられています。マクロファージに侵入増殖して全身へ運ばれ、マクロファージの定着する部位で血管炎を引き起こします。 血漿成分が著しく滲出するケースと、腎臓などに結節病変を作るケースに大きく分かれますが、それらが同時に起きることもあるようです。滲出型ではフィブリンを多く含む粘調性の胸水・腹水が特徴です。

これらの病変はウイルス自体の障害作用というよりは、病猫自身の過剰な免疫応答が原因ではないかと考えられ、その治療には免疫抑制作用のある薬剤が用いられます。 他の猫への感染は、病猫の唾液、糞便によるという説と、いや排泄されるのは腸コロナウイルスで、感染してから突然変異が起こるのだ、という説があります。

感染の有無と抗体価のレベルにはおおよそ次のような相関があります

報告値
400倍未満 感染は否定できる。
6400倍以上 強く感染が示唆される。
400倍〜3200倍の場合
1) FCovを疑わせる臨床症状が認められる。               
・・・病態が現在進行中である可能性が高いと言えます。
2) FCovに特異的な臨床症状はない。
・・・偽陽性の可能性もありますので慎重に経過を観察してください。2〜3週間後の再検査をお奨めします。

抗体価400倍未満で、明らかにFCovを思わせる症状を呈している場合
1) 個体の免疫応答が十分でなく、抗体が上昇していない可能性
2) FCovの変異株の感染などが考えられます。変異株の感染についての再検査をお奨めします。

関連項目 蛋白分画
備考  

 

BACK
当サイトに記載のコンテンツを許可なく転載することはお断りいたします。
Copyright(C) Monolis,Inc. All Rights Reserved.